優しい気持ちを大切にしています

甘えたい・依存したい気持ち

今回は甘えたい・・・依存したい気持ちにクローズアップします。
この気持ちって本当に心の奥深くまで浸透しているなぁとつくづく感じます。
なかなか気がつかない、気が付いたと思ってももっと深ーい所に甘えたい・・・依存していたい気持ちがいる。
自分がいかに甘えていたい人間で依存していたい人間なのかを痛感するのです・・・笑

甘えたい・・・依存していたい気持ち

これは色々な形で私たちの目の前に現れます。
例えば・・・朝起こしてほしい・・・ご飯を毎度作って欲しい・・・雨の日は車で送ってほしい・・・仕事のミスを怒って咎めないでほしい・・・家事育児は頼まなくてもやってほしい・・・きちんとしてほしい・・・立派であってほしい・・・宿題はきちんとしてほしい・・・清潔にしてほしい・・・いつも一緒に出かけてほしい・・・怒らせないでほしい・・・いつも優しくしてほしい・・・いう事を聞いてほしい・・・仕事は人並みにできてほしい・・・あなたがいないと不安だから・・・私が辛いのはあなたの責任だからどうにかして・・・もっと稼いでほしい・・・などなど

そしてこの甘えと依存心の最大の問題はこの気持ちに自らが気がつかない事なんだと思うんです。
自覚するのに勇気と叡智が必要なんです。
側から見たら一発で分かるんですけど、これが自分自身だとさっぱり見えないんです。

子供は甘えてきます。疲れたから抱っこして〜、あれ取って〜、〇〇買って〜!とにかく分かりやすいです。
でも理屈、常識で武装した大人の甘え、依存はなかなか見えない、見難い。
しかも自分自身だと自分が甘え?依存心?そんな恥ずかしい気持ちある訳ないじゃん!と余計に見ないようにするから見えない・・・笑
本当に自分自身に笑っちゃう・・・
誰かにそれっ!甘えだよ!ち・・違うよ!失礼だな!だってそれは・・・笑
こんな会話したことありませんか?

甘えや依存を全く認識せず気がつかないと他者からの指摘をまず否定します。
もっともらしい理由、理屈を総動員したり、話をそらしたり、誰かのせいにしたり。
これは自分が甘えても、依存してもいいと自分自身が認めていない状態なんです。
甘えや依存心が悪い事だと思い込んでいる思考癖なんです。自己否定なんです。
甘えや依存心は悪くないんですよ。
その事を隠すから辛いだけなんです。

そして実際は甘えたいので、依存したいので無自覚に罪悪感、自己否定感を持って依存していきます。
上司、会社、妻、旦那、何かしらの組織に加護を求め、庇護の元、依存しながら生きていきます。
これはれっきとした他人軸の人生なんですね。
すごい辛くはないが、すごい楽しい人生ではない。
辛すぎない代わりに楽しくもない人生・・・だって他人軸だから。
自分の喜怒哀楽、人生の責任を取っていないから。

そしてこの単純な事実に気がつくとき卒業がやってくるんです・・・他人軸の人生から。
もう満足する時がきます・・・甘えや依存をして庇護の元生きる人生を。
そしてだんだんと甘えや依存をする自分をただ受け入れ、自分軸で自分の人生を楽しく生きる事を自分自身に誓えるのです。笑
最初はちょっと怖く感じるかもしれません・・・笑

まとめ

自分が甘えている、依存している事に気がつきその状態をそのまま受け入れられた時から、私たちは他者との協力関係、自分軸、相手を頼り、自分を頼らせる関係へとシフト出来るのだと思うのです。
つまり他者との辛く重い閉塞感漂う不幸感の甘え、依存関係から軽く爽やかな力みなぎる幸福感の信頼関係、協力関係へとシフトします。

追記
ちなみに引きこもりの人達って・・・私も引きこもっていた時期が6年くらいあったので分かるのですが、この依存や甘えをダメだって思い込んでいて甘えている自分を否定し罰するから、部屋から出られないんだろうなぁと思うわけです。
甘えや依存心を自覚しそのままを受け入れる。自分のネガティブな部分を許す。これだけで幸せになるだろうなぁと思います。
だって誰にでもある大切な感情の一つだから。
卑屈な自分から堂々と私は引きこもりたいから引きこもっているいるんだ!と思えるのかな?と思います。

一方普通に働いている、一見リア中の方でもこの甘えと依存を抱え込んで苦しんでいる人はたくさんいると思います。
そしてこの甘え、依存心を否定し続けて生活し続けると・・・中年や老後に突如訳の分からない心の沈みや無力感に襲われ精神疾患を患ったり熟年離婚を迫られまり、アル中やらギャンブル依存や

何やらと苦しむ人も多々いるんではないかと思うのです。
本当に誰にでもある気持ちなんだと思います。

いやはや、今回は気がつく事の難しさを痛感した事例でございました。
皆さんも自身の甘えや依存心と向き合ってみてはいかがでしょうか?
結構ビビりますよ!笑
自分の依存心の強さに!笑
ありがとうございます!

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