私は引きこもりです。笑
社会活動をしていても、心は引きこもりです。笑
実際に20代後半6年間くらい毎日家にいて、毎日絵を描いていました。笑
たまに外出するところは、近くの海へ行き、一日中ぼーっとして空や海を眺めては、おにぎりを食べ、お茶を飲み、たまに愛犬を連れ散歩し、家に帰るという日々を6年間近くしていました。笑
今も仕事はしていますが、心はやっぱり引きこもりです。
今回は今社会問題的に扱われている引きこもり・・・高齢化、長期化によるさらなる支援の難しさが提起されているという記事を読んでこのことについて書きたいのです。
ここで私が思う引きこもりの正体をお伝えしておきますね。
引きこもりの正体は、社会や友達、家族につながりたい気持ちが、何かしらの理由で頓挫し、受入れられなかったと傷つき、自分はダメなんだ・・・自分は社会不適合者なんだと思い込み、拗ねて、どこに進んでいいのか?どことつながれば安心できるのかを見失い、人生の迷子になった人。
友達は仕事をし、家庭を持ち、楽しそうに平気で日常を送っている。
しかし私はどこへ向かえばいいのかわからないので、慣れ親しんだ自宅、自室にいて気がつけば、何十年家にいる人。
ただこの自宅も、安心感はなくいつも不安、恐怖、自責の念に苛まれている状態。
そしてこれらの辛い気持ちを抑え込むのに必死にエネルギーを使い果たしながらも、まだ自分を必死に抑えながら自分を誤魔化し、必死に正当化してみたり、社会を憎んでみたり、でももうその力もなく、絶望の縁をなんとか生きている状態の人。
心を心の奥深くに、自分でもどこにあるか分からないくらいに暗い闇の中に押し込めてしまった人。
もう自分を感じることを完全状態近くまで忘れてしまった人。
自分が本当はつながりたい・・・誰かと・・・お母さん、お父さん、優しい気持ちとつながりたいと、いつまでも優しさの中で生きていきたいと、この世界につながっていたいと、受入れて欲しいと切に願っている人。
でもそんな事思っちゃいけない、恥ずかしい事、20、30、40、50歳を超えた大人の自分が思ってはいけない事だと自分をせめている人。
情けない自分は、大嫌いな人・・・
ダメな自分は価値がないと思っている人・・・
こんな事で悩む自分は頭がおかしいと思っている人。
だから誰にも言えないし、分かってもらえないと信じているし、自分自身のことを見失っているから、何をどう話せばいいか分からないと絶望している人。
絶望していることすら気がついていない人。
こんな感じでしょうか・・・
私は引きこもりの記事を読んだ時、すごく深い共感を感じました。
辛い毎日、ここに居ていいとは到底思えない精神状態。
すごくわかります。だって経験しているから。
皆さんもお分りいただけますよね?あの辛さ・・・
だって引きこもっていない人でも、仕事やめたらどうでしょう?
今まではいやいやでも会社に通勤して、社会との接点を持ち、人として白い目で見られることなく、私は心身共に常識人ですよ!って自負できるわけですから。
でもその会社を何かしらの理由でやめるもしくは、失職した場合はどうでしょうか?
フリーランスとして働く場合は?仕事が少ない・・・場合は?
もしくは務める仕事に意義を見出せず、すでに心がひきこもりになっているかもしれません。
ひきこもりとは、誰か他者の問題ではなく、自分自身各々の問題なんだと思うのです。
私はひきこもりとは、自分の気持ちを引っ込めることだと思います。
これがしたい・・・でも社会からの批判の目が怖いから引っ込める。
これはしたくない・・・でも社会では許されていないから、この気持ちは間違っているんだと引っ込める。
これらの引っ込める行為は幼少期の親との関係がルーツだと思っています。
つまり、親に共感してもらえなかった、分かってもらえなかった、つながりが拒否されたと思っていることが始まりだと思うのです。
そしてこれらの引っ込めた気持ちが心の闇となって、自分の心をどんどん飲み込んでいくんだと思います。
だから自分でも自分が分からなくなってしまう。
何が起きているのか?何が自分の心なんだ?心ってなんだ?なんであいつは楽しそうなんだ?なんで俺、私は引きこもっているんだ・・・悔しい・・・憎い・・・寂しい・・・なんだ?自分が寂しい?弱者みたいだ・・・
分からない・・・助けて・・・苦しい・・・死にたい・・・怖い・・・
このひきこもり状態から抜け出すには、プロのカウンセリングが必要だと思います。
今まで引っ込めてきた気持ちを、愛をもって自分自身に共感する。
それには、一人では難しいのです。真っ暗な闇の中であやふやな記憶を辿らないとならないわけですから。
他者の愛と自己の愛が必要だと思います。
この他者は家族でもなく、恋人、妻、旦那ではなく、全く関係のないプロのカウンセラーを生業とする方々がいいと思います。
引っ込めて、埋めてきた気持ちを見つけ出し、しっかりと語りかけ向き合い、心のそこからの共感をすることで、引きこもる状態は意味をなさなくなると思います。
ぜひお試しあれ!笑
あと最後に一言
引きこもる人たちに共通する能力があると思います。
それは共感能力だと思います。
一見すると共感能力が乏しいから、社会に適合できない、他者とのコミュニケーションがうまくいかない結果だと判断されがちですが、私はそうは思わないのです。
多分幼少期にその共感能力がとても高いゆえにその人の優しさが親との関係性の中で深く傷ついたのではなかと思うのです。
この傷つきから、共感能力を抹消し、自分自身の心との共感もシャットアウトし出し、自分の気持ちを引っ込めるようになったと思うのです。
だからと言って親が悪いんじゃないんですよ。
だって親もそうして育ってきたから。
無自覚に親、自分を責めるのもいいのですが、その気持ちも引っ込めないで責めたらいいと思います。しっかりと自分の責める気持ちをそうかっ!と自覚し、わかるーーと共感し、ゆるーーす!と受け入れてあげてください。
最終的にはぜんぶをゆるーーす!なんです。
そしてそれが気持ちを引っ込めなくていいと言うことなんです。笑
気持ちを表現する、感じることを許されていないから、引っ込めるわけで・・・
自分でちゃんと許したら、自分の気持ちをもう引っ込めなくていいわけで・・・
そしたら、自室に引きこもる必要はなくなるわけですよね!笑
そしてどんどん自分とつながり、受け入れ、好きな人とつながり、受け入れられていくんではないでしょうか?笑
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